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産後の腰痛の治し方 その8 | 整体院 希心

お知らせ

産後の腰痛の治し方 その8

カテゴリ: コラム 作成日:2019年08月31日(土)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 産後の腰痛の典型として、前回は「反っている」場合の話をしました。

 

 今回は「屈んでいる」時の話をしたいと思います。

 

 このタイプには、2パターンあります。

 

 1つ目は妊娠期に骨盤が橫に大きく広がり腰の幅が大きくなった方の場合。

 

 2つ目は産後の抱っこで、一日中前で抱っこをしている方の場合。

 

 骨盤の話からしていきましょう。

 

 骨盤は通常しっかりと固定されています。正しい位置にあって、正しい体の使い方をしているとそうそうずれていくものではありません。

 

 ですが、妊娠期はこの骨盤が緩む時期です。つわりなどがひどかったり、あまり動かなかったりすると姿勢を支えていた筋肉がうまく働かなくなってきます。妊娠期にこのような状態が進んでいくと、産後体を支える筋肉が使いづらくなるのです。

 

 結果、妊娠期のように前屈みの状態のまま過ごすことになり腰などにストレスがかかるため痛みが出てしまいます。

 

 次に抱っこの話。

 

 出産の時に病院の先生に体重の増加を8㎏~10㎏までにしてくださいとか言われた方もいるかと思います。

 

 実際、生まれてくる赤ちゃんの体重は3㎏、重くても4㎏ぐらいだと思います。周りの羊水や胎盤などの事を考えてもおなかに抱えている重さは6~7㎏。残りは周りの広がった組織の分だったり皮下脂肪だったりです。

 

 人間には重心というものが骨盤の中にあります。おへその指2~3本下と背中のちょうど真ん中ぐらいです。その上に赤ちゃんが乗っていることと、徐々に重くなっていくためにそこまで思いものを支えている感じはしないようです。

 

 たとえば引っ越し屋さんに教えてもらった話ですが、冷蔵庫を1人で運ぶか違います。それもがりがりの・・・。

 筋肉隆々の人ではなく大物はその方がメインで運んでいます。なぜそんなことが出来るのでしょうか?

 

 荷物の重心を、自分の重心に乗せるようにして運ぶと安定し無駄な力を使わなくて良いそうです。

 

 皆さんが重いものを運ぼうとするとき、どんな体勢になりますか?

 

 きっと背中を丸め、前で抱えて力一杯持ち上げると思います。

 

 これ、赤ちゃんを抱っこしている姿勢と同じなんです。

 

 いまは、抱っこひもやスリングといった便利なものがあるので町中でもよく見かけます。

 

 でもよく見てください。すごくきれいな姿勢の方もいれば、背中が丸くなっている方もいます。同じ商品を使っていてもです。

 

 赤ちゃんを固定するときに、自分の重心の上で楽に支えていられるポジションをに合わせている方は体の負担が小さくてすみます。ご主人と共有したりで調整をしないで使ったりすると、安定しないため無駄な力が入り、結果的に疲れてしまうことになります。特に夫婦で体格差があるときは、きちんと合わせて楽な場所に固定をすることを心がけましょう。

 

 そして、ある程度大きくなってきても「抱っこしていないと寝ない」や「橫に寝かせると起きてしまう」などで抱っこしている時間が長時間にわたる方も要注意です。抱っこしたまま用事をしようとすると、かなり体を前に丸めないと出来なかったりしますよね?

 

 赤ちゃんを抱っこするのがダメといっているわけではありません!

 

 寝てくれたときなどに「疲れた~」といって休むのではなく、肩を回したり軽いストレッチなどで体をほぐしてください。

 

 ヨガなどを習っていた方は少し深呼吸とともにリラックスするポーズをとったりすると良いかもしれませんね。

 

 かわいい赤ちゃんを抱っこしてあげるのが幸せな時間になるようにねがっています。

 

 院長