肩の痛みで悩むあなたへ その1
【整体院 希心】の院長の 久保です。
堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。
寒い日が続いています。学校などでもインフルエンザがはやっていたり、この時期は気をつけないといけませんね。
今日からは、「肩の痛みで悩むあなたへ」と題しまして、以前にもはなした特徴的な肩の痛みについてお話しします。
というのも、患者様でお写真を掲載しても良いとの許可をいただいたので、さっそく掲載させていただきます。
ご協力いただく患者様のお話を伺うと・・・
「朝起きると急に肩が痛くなっていた」
誰にでも起こりうることですよね?もちろん、普段からバレーボールをしていたりするのですが、
今回はケガとは違い、原因がわからないとのことでした。
ここで、簡単なおさらいですが、肩の痛みにおいて典型的なパターンがあります。
①前からあげると痛い ②橫からあげると痛い ③後ろからあげると痛い
だいたい検査するのも、この動きでしょうか。詳しい検査もありますが、だいたいこの3つで分けていきます。
この患者様はなんと①~③の全てで引っかかるという珍しい症例でしたので、検査や治療後の様子をまずはご覧下さい。
治療前 |
検査の様子 |
治療後の様子 |
【治療前】前からあげていくと、60度手前くらいで痛みがあるのでこれ以上はあげられない。
【検査】 右の二の腕の部分に当たる、上腕三頭筋を刺激すると一番改善が見られました。
【治療後】マッサージは行わずに上腕三頭筋を緩めた結果、痛みがなく上まですっきりあげられるようになりました。
結果だけ見ると「お~!二の腕をほぐすと肩が前から上がるのか!」となりますが、それは間違いです。
私の経験で、肩が前から上げられなくなった症例の場合に考えられる箇所を何個も検査しました。
一番痛みと動きにに改善が見られたのが上腕三頭筋だった、ということです。
皆様が良く行く治療院では、この場所に電気を当てたり、マッサージをしてもらったり、テーピングなどをするのではないでしょうか?
残念ながら、その治療では「しばらくすると元通り」になってしまうことがあります。
当院では、さらにここから「上腕三頭筋に不具合が起きた原因」を探します。
こうすることで、根本から原因を取り除き、症状の戻りを防ぐことが出来るのです。
実際、治療後に症状が再発することもなく喜んでいただいていたので良かったです。
写真では伝わりにくいことですが、治療では痛みをこらえての無理な動きなどは一切ありません。
患部へのマッサージはしませんので、たまに不満をこぼされる方もいらっしゃいますが・・・
「希心」ではその場限りの治療ではなく、後々喜んでいただけるように施術しています。
写真を見て、「あれ?私の肩ももしかしたら・・・?」
と、思った方はまずご連絡ください。「改善」という結果でお答えできるように頑張ります。
次回は②橫からあげると痛いときの話をします。
寒い日が続きます。ご自愛ください。 院長