あなたの不調、内臓から? その2
【整体院 希心】の院長の 久保です。
堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。
どんどん、新型コロナウイルスの感染が拡大しています。
報道では連日、速報で感染者の情報が出ています。
予防も大事ですが、やはり人の多い場所に出かけないなど、感染のリスクを負わないことを心がけないといけません。
今日からは予防の1つでもありますが、体の免疫に関するお話をしていきたいと思います。
その前に大事な話を1つ。
私たちの体にはいろいろな働きをする臓器があります。
それぞれに重要な役割があり、バランス良く働くことで私たちは日々の生活を送ることが出来ます。
役割を上げていくと、「消化」「排泄」「解毒」「循環」「免疫」など。
たとえば、私たちの体のエネルギーを100とします。
先ほど上げた5つの働きにそれぞれ20ずつ使っていくとちょうど使い切ることになります。
私が今から挙げる行動で、負担が増えるのはどれでしょうか?
【飲酒】【喫煙】【服薬】
わかりますか?
【解毒】ですね。
「今日はたくさんお酒を飲んだな・・・」というとき、ありますよね?
普段から20つかっているエネルギーを、この時は30使うとします。
そうすると、増えた10のエネルギーを他の所からもらってこなければなりません。
「循環」からもらうと、体に水分が滞り体がむくみます。翌朝起きたときに鏡を見るのが怖くなりますね!
「免疫」からもらうと、普段は押さえ込めている症状が出てきます。
花粉症などのアレルギーをお持ちの方は、翌朝目が腫れたり症状の悪化がみられますから注意しましょう。
「消化」が下がれば、消化不良がおこりますし、「排泄」下がれば下痢や便秘が起こります。
今日からは「免疫」ということなのでこれに関する話をしていきます。
免疫と言えば小腸だと言いましたが、免疫にトラブルを抱えている方で調整をする臓器は他にあります。
「肝臓」「脾臓」「胸腺」です。
成人では退化していく「胸腺」ですが、胸骨といわれる胸の真ん中にある骨の部分ですね。
私の臨床の経験では、右の脇腹や左の脇腹にはりのある方は、免疫にトラブルを抱えていることがおおいです。
特に、肝臓はマルチな臓器でほとんどの活動に関わります。免疫に限らず調整することが多いですね。
では、免疫に関わる臓器の影響はどこらへんに出てくるでしょうか?
ざっくり言うと2つ。【首】【腰】です。
良く風邪を引きやすい・・・
花粉症やぜんそくなどのアレルギーがある・・・
といった方で、首や腰に症状を持っている方。
もしかしたら「肝臓」「脾臓」の影響かもしれません。
次回は、肝臓を脾臓の話をもう少しと、自分で出来るケアの話をしていきたいと思います。 院長