コロナ疲れ? その4
【整体院 希心】の院長の 久保です。
堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。
全国的にコロナの感染が拡大してきましたね。
皆様は、連休はどうお過ごしですか?
家で過ごす方。
子供のためにと近場へ遊びに行く方。
せっかくの連休だからと、旅行など遠出する方。
自分の行動に責任と自覚を持って行動するなら、どれも正解だと思います。
ずっと我慢も良いですが、やはりストレスはたまります。
どうやって、精神的衛生を保つか・・・
ほんとうに難しいですよね?
我が家は、だいたいこの時期に海水浴や磯遊びをかねて出かけます。
子供たちも楽しみにしていましたが、やむなく延期・・・
というか、中止ですかね?ことしは。
さて、今日のお話は、またまたやってきたぎっくり腰の話。
コロナで止まっていた仕事が急に回り出して忙しくなった倉庫業。
当日の朝の仕事で、荷物を運ぼうとしたときに「ズキッ!」
普段から仕事の疲労がたまると、痛みを感じることはあったそうです。
でも、ここまでの痛みは初めてということでご家族の紹介で来院されました。
コロナにまつわるぎっくり腰ではありますが、やはり疑うのは日頃からの蓄積。
主訴は、左腰部の痛み(運動痛)
検査をしていくと、体の後屈はほとんど出来ず、痛みも増悪します。
回旋は右に捻ると、制限がかかって痛みが出る。
靴下をはく動作が出来ない。
といったところでしょうか。
後屈に関しては、①腸腰筋 ②左肩甲骨 ③左後脛骨筋
という、検査結果でした。
フォークリフトでの作業や、運搬の姿勢の状況から絞り出しましたが
改善が自覚していただくことが出来た、この3点で今回は治療しました。
ただ、当日の朝に起きたこと。
症状が炎症性の筋膜炎の可能性が高いこと。
このことを考えて、連絡をいただいたのは昼過ぎでしたが施術は夜にしました。
炎症の広がりが短時間で増悪するなら、特に注意が必要です。
あとは、頭蓋の調整で睡眠をスムーズに誘導するためです。
経験したことの無い痛みは、必要以上に神経が興奮し寝付きにくく睡眠も浅くなります。
通常回復を見込める症状も、これでは回復が遅れてしまうのです。
さて、施術の結果としては6割減、といったところです。
どうしても、左の肩甲骨の緊張が抜けず、痛みを訴えたので見送ったのです。
患者様にも理解をいただいて、次回1週間後に施術することになりました。
セルフケアとしては、特にストレッチなどは奨めずに、1つだけ。
水分をこまめにとって下さい!
これだけお願いしました。
戻りの予防と、好転反応の予防の考えですね。
お互いに、1週間後を楽しみに施術終了となりました。
動けないほどの腰痛ではありませんが、原因を的確に取り除かないと
次の腰痛を生みます。
次回は、もっと広い範囲で検査していこうと思います。
院長