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お知らせ | 整体院 希心

お知らせ

産後のケア その2

カテゴリ: コラム 作成日:2019年10月01日(火)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 今回は【足の指】のお話です。

 

 まず、質問します。

 

 「足の指でじゃんけんできますか?」

 

 グーは足の指を全部曲げる。

 

 チョキは親指を反って、他の指とはなす。

 

 パーは全部の指を広げて隙間を作る。

 

 この3つが、何の苦労もなく出来る方はこの後の話は読まなくて良いかもしれませんね。

 

 それでは、順に説明していきます。

 

 【グー】が出来ない方の場合。

 

 足の指は曲がっているが、足の裏にしわが出来るぐらいに曲げれていない方もこれに当たります。

 

 原因は、足の裏の筋力の衰え・低下です。

 

 とくに、立ったときに指が曲がって地面につかない「浮き指」の方は注意が必要です。

 

 歩くときや立っているときに指で地面をしっかりととらえることが出来ない状態です。この状態では筋力が低下するため、

 

 足のアーチというものが機能しなくなります。このアーチというのはバネのような働きをして、地面についたときの衝撃を和らげたり、前に進むときの推進力を生み出したりします。

 

 アーチがなくなると、設置の衝撃が足首、膝、股関節・・・とかかっていき全身にストレスが蓄積していきます。

 

 私の母もなりましたが、足底筋・腱膜炎などのリスクがあります。

 

 次に「チョキ」が出来ない方の場合

 

 足の指のなかで自由に動かせるのは親指です。他の指は、手の指とは違いそこまで自由には動かせないと思います。

 

 筋肉も、親指とその他の指を動かす筋肉が分かれています。それだけ親指の働きが大きいと言うことです。

 

 「チョキ」は親指だけを反らしたり、曲げたりすることで出来ます。ですが、他の指も一緒に曲がってきてしまったりする状態はちょっと心配な状態です。

 

 アスリートの話で、体重移動のコツは「母指球」で踏ん張ることだということを聞いたことはありませんか?

 

 走ったり、止まったり、方向を変えたり、踏ん張ったり、ジャンプしたり・・・

 

 私たちの体重を支えるときに意識するのが「母指球」です。

 

 もちろん、母指球に体重を乗せてもそこで踏ん張れなければ意味が無いのですが。

 

 ところが、私たちは歩くときに楽をしようとして力を入れることを忘れてしまっています。

 

 足の親指の筋肉は、実は筋肉の繋がりをたどると体の深いところを支える「インナーマッスル」へと繋がります。

 

 親指の力が衰えると、姿勢を支える大黒柱のようなものが衰えてしますんですね。

 

 これでは、姿勢を正そうとしても根本的に改善しません。

 

 長くなってきましたので「パー」の話は次回にしたいと思います。

 

 足の指で「グー」「チョキ」「パー」。やってみてくださいね。

 

 院長

産後腰痛セルフケア 

カテゴリ: コラム 作成日:2019年09月23日(月)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 今日は自宅で簡単にできるセルフケアで「足」のお話です。

 

 私たちは二足歩行なので足を特によく使います。

 

 立ったり歩いたりといろいろな動きが出来るのも、あなたの足のおかげです。

 

 「足」といっても細かく分けると話すことはたくさんあります。

 

 セルフケアで私が重視しているところがありますので、今日からは2点に絞ってお話ししたいと思います。

 

 私がいつも患者様にお話しするときに大事にしていることがあります。

 

 まず、両足を肩幅に開いてリラックスして立ちます。

 

 そのときに意識を「足の裏」に向けてもらいます。

 

 「右足に体重が偏っている」とか「かかとに重心がある」とか自分で気付いたことを言葉にしてもらいます。

 

 ここで大事なのは、偏りが出たバランスうんぬんよりもあなたの意識を「足」に向けることです。

 

 あなたの体を支えている足ですが、実際は足の裏が地面と接しています。足の裏(以下 足底)は得た情報を脳に送ることで体がどういう状況にあるかを脳に伝達します。

 

 私たちの体で脳から一番遠いのは足ですから、足からの情報は全身を通って脳へいき、また脳から全身を通って足に次の指令が届くわけです。それも一瞬で。

 

 よく、寝たきりになると体が一気に弱るといいますが、立って歩くだけでも脳をすごく使うのにそれをしなくなると一気に刺激が無くなるからですね。脳も体も使わなくなるとどんどん衰えていきますから。

 

 あなたが今、立ったときに感じる足の裏の情報を言葉にしてみてください。

 

 「左右で体重のかかり方が違う」場合

 

 あなたが右側の足に体重が乗っている感じがするとします。

 

 この時考えられるのは、普段からあなたが右足に体重をかける癖があるということです。

 

 家事の最中や子供を抱っこしているときなどに同じ足にずっと寄りかかっていると、それが体に染みついていきます。

 

 ひどい場合には筋肉の付き方が変わったり、骨盤に影響を与えてくる場合もあります。

 

 「内外で体重のかかり方が違う」場合

 

 足の内側というのは親指側のことを言います。外側は小指側です。

 

 あなたが外側、つまり小指側に体重がかかっているとします。

 この場合、足の外側の筋肉が硬く張り詰めることが多くお尻の筋肉や骨盤に影響を与えます。

 

 また、内側の筋肉を使わなくなっていくので内転筋群が衰えて膝の関節症や、土踏まずを使わなくなって外反母趾などのへの影響が考えられます。

 

 「かかとに体重がかかっている」場合

 

 私の経験では高齢者の方や意外にも若い女性の方に多いですね。

 

 かかとに体重が乗る原因としては、不良姿勢と足の裏の筋力低下です。

 

 ほとんどの人が疲れてくると背中を丸くして体を丸くしていきます。この姿勢は骨に頼って立つため関節などに負担がかかります。

 また、かかとに体重がかかりすぎると、骨が変形して足底筋膜炎などを引き起こします。

 

 若い女性に多い理由は、姿勢に加え靴などの影響も多いです。ハイヒールやパンプス・サンダルなどですね。

 それらの全てが悪いわけではありませんが、かたよった足の使い方をする靴を履くことで将来的なリスクが高くなることも考えられます。

 

 「つま先に体重がかかる」場合

 

 当院の患者様には少ないタイプなのですが、これも姿勢が影響しています。

 

 女性に多いですが、骨盤付近の筋力が弱ると体が前傾し前に体重がかかります。

 

 このように、足の裏だけでもいろいろなタイプがありますがどれがあてはまりましたか?

 

 この機会に、自分の体がどうなっているのか考えていただければ良いと思います。

 

 次回は「足の指」についての話をしていきたいと思います。

 

 院長

産後の腰痛の治し方 その11

カテゴリ: コラム 作成日:2019年09月11日(水)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 前回は立ったまま出来るセルフケアの話をしました。

 

 簡単にできるようになるには慣れが必要ですが、まずは体のいろいろな場所に意識を向けることが大事です。

 

 今日は座ってするケアの話をします。

 

 座ってする場合は、用意していただくものはちょうど挟んで肩幅くらいになるようなクッションです。

 

 まずは椅子に腰掛けます。この時注意するのは、ソファーなどに深く座ったり腰をかがめて座らないことです。

 

 出来れば足の裏がしっかり床について、姿勢をしっかり保てるようにお尻で踏ん張れると良いですよ!

 

 準備が出来たら、太ももの間に挟みます。クッションが小さい方は膝の少し上くらいにすると良いです。

 

 そして、ゆっくりじわじわとクッションをつぶすように内側に力を入れていきます。

 

 ポイントは、「ゆっくり」です。

 

 この時刺激されるのは、「内転筋群」といわれる、大小長短様々な筋肉です。いきなり力を入れてしまうと、痛みが出ることもあります。ゆっくりじわじわ入れていくことで、たくさんの刺激が簡単に入ることになります。

 

 呼吸も大事です。大きく息を吸ってから、ゆっくりと吐きながら力を入れていくとなおいいですよ。

 

 これを何回か繰り返してから、次のステップに移ります。

 

 次は、座っているところから立ち上がります。これもゆっくりです。クッションをつぶすように力を入れるのを忘れないでくださいね。

 

 日常生活では、意外と反動を使っていることが多く、筋力が使えていない場合があります。

 

 これも、呼吸を整えて吐きながら行います。結構きついですよ!

 

 そして、立ち上がったら次は、ゆっくり座っていきます。ゆっくりです。

 

 普段使えていない筋肉が、十分に刺激されていきます。

 

 もし、痛みが出る場合は控えた方が良いですが、力が入りにくかったりするところはあなたの体の中でも弱い部分です。

 

 しっかり意識して、出来るようにしましょう。

 

 最後のステップです。

 

 今度は立ったまま行います。

 

 足を肩幅に開いて立ち、クッションを挟みます。

 

 その状態から、姿勢を保ったままゆっくりとしゃがんでいきます。

 

 しゃがみきったら、今度はゆっくりと立ち上がります。

 

 いずれの動作も、しっかりとクッションを挟むことを意識してください。

 内側に力を入れてすると、お尻やいろんな場所に力が入っていくのがわかるようになります。

 

 この運動は、最初は出来なくてもかまいません。意識をして動かすことでその部分が活性化し、ちゃんと出来るようになります。

 

 この運動を意識して家事や育児などを行うだけで、効率よく姿勢を保つ筋肉に刺激が入ります。

 

 ただ、ダイエットのように痩せるかと言われると個人差がありますが、腰回りや太もも周りなどには引き締め効果はありますので、日頃のお手軽「ながら運動」としてやってみてはいかがでしょうか?

 

 次回は、足の裏や指の話をします。お楽しみに!

 

 院長

 

産後の腰痛の治し方 その9

カテゴリ: コラム 作成日:2019年09月08日(日)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 前回までは、産後に典型的な体型の話をしました。

 

 反っていたり、屈んでいたり・・・

 

 日頃の過ごし方でひどくもなったり、良くもなりますから日頃から気にしておくことが大事ですね。

 

 今日は、姿勢の話の続きです。

 

 立ち方の話をしますね。

 

 皆さんは座っているときは骨盤で支えていますが、立っているときはどうでしょうか?

 

 足で支えていますよね?

 

 実は、この足を診るだけでもずいぶんと腰痛が変わります。

 

 細かい部分は後で話すとして、今日は見た目のお話です。

 

 皆さんは【O脚】【X脚】といった言葉を聞いたことがありますよね?

 

 体型というのは遺伝的に決まってくることもありますが、やはり成長段階での環境に大きく影響されてきます。

 

 今日は、産後に関わる話なのでそこは省きますが・・・

 

 さて、あなたは鏡の前で立ったとき、膝頭はどちらを向いていますか?

 

 まっすぐ正面に見えている方もいれば、外を向いていたり、内側を向いている方もいらっしゃると思います。

 

 私は要望があれば、「美脚整体」をさせていただくこともあります。

 

 骨を正しい位置に戻してあげると、基本的には正面を向いてまっすぐになります。個人差はありますが。

 

 ということは、度を超えて外や内を向いているとやはりなにがしかの負担がかかってくるんですね。

 

 「膝頭の向き」に限ったお話をしていきましょう。

 ただし、太ももとすねがねじれていたり、変形がある方は当てはまらないかもしれませんので、別で触れるかもしれませんのでそのときに良かったら見てください。

 

 まずは【外向き】の場合。

 

 私が見る中で妊婦さんに多いのではないかと思います。

 

 おなかの赤ちゃんが大きくなってくると、骨盤は広がり重みで下に下がってきます。そうすると、足がまっすぐ踏み出しにくくなります。なので、自然と足は外に開いた形になってきます。

 

 これはほとんどの方が経験するので、悪いことではありません。

 

 ただ、これに体がなれてしまうことで足を内側に向ける筋肉が弱ってしまう場合があります。出産後に足が外を向いたままの方は、この筋肉がうまく使えなくなっている場合があります。

 

 また、足が外を向いている状態では、腹筋や骨盤を支える筋肉に刺激が入らないためどんどん弱っていきます。

 

 そのため、骨盤が締まらずどんどん体形が崩れていってしまいます。

 

 お尻の部分でズボンがつかえたり、おなかやお尻の肉がたるんできたり・・・

 

 次に【内向き】の場合・

 

 このケースでは、もともとX脚だった方が多いかと思います。

 

 私の経験でX脚が改善しない方は、関節が生まれつき緩すぎる方や筋力が極端に弱い方に多いです。

 

 私の臨床では数は少ないですが、膝の関節のなかでも前・後十字靱帯に負担がかかっている方がみられます。

 

 これは、膝は屈伸するときなど外に向くときは構造上負担がかかりにくいのですが、内に向くとき(捻るとき)にはこの靱帯に非常に負担がかかるせいなんです。

 

 難しい話ですが、X脚の方は足が捻れてしまっていて、歳を重ねるにつれてそれがひどくなっていく方が多いです。

 

 この場合、膝で支えきれない所を股関節や足首などで負担するため、股関節炎や足関節炎を患った方もいらっしゃいました。

 

 ここまでお話してきましたが、膝頭が外向きか内向きの場合に全員の方がトラブルに見舞われるわけではありません。

 

 ただ、今後のことを考えて自分の体の状態を知っている事が大事ですね。

 

 次回は、足がまっすぐ向いていない方にもおすすめの簡単な運動をご紹介します。

 

 院長

産後の腰痛の治し方 その10

カテゴリ: コラム 作成日:2019年09月08日(日)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 今日も、産後の腰痛にまつわる話をしていきたいと思います。

 

 前回は、見た目の話で足の話をしました。【O脚】【X脚】【外向き】【内向き】。

 

 なんのこっちゃ?という方は、1つ前の話を見てくださいね。

 

 そこで、産後で育児に忙しくて体の手入れをする余裕がない!というあなたにおすすめの「ながら運動」をご紹介しようと思います。「ながら運動」ですので、日常生活に取り入れていただくだけでけっこうです。

 

 私がおすすめしているセルフケアの中でも、ほぼ「誰でも出来る!」運動ですのでとっても簡単です。

 

 2つご紹介しますね。

 

 まずは「立位」です。抱っこや家事でたっている時間が多いときに効果的です。掃除などで動き回るときではなく、料理や洗濯物を干すときなどその場で立って作業するときにおすすめです。

 

 STEP1   力の入れ方を覚える。

 

 まず、ながら運動をする前に必要となる力の入れ方をご紹介します。最初ですし、使えてないところを意識するのでまずは静止状態でします。指示通りに行う場合に痛みや強い違和感を感じる時は控えてください。責任は負いかねますので・・・

 

 ①両足をそろえて立つ

 いわゆる気をつけの姿勢です。かかともつま先もそろえてなるべく隙間が出来ないように左右の足をくっつけます。

 もし、どうしてもそろえれない方は、膝かくるぶしの間にクッションを挟んでもらえればけっこうです。

 

 ②お尻に力を入れる

 イメージとしてはお尻の割れ目で鉛筆を挟んで止めるイメージです。かかととかかとをくっつけるように力を入れると良いと思います。クッションを挟んでいる方はかかとでクッションをつぶすように入れてもらえれば良いですよ。

 

 ③姿勢を良くする

 体の中心に一本の棒がある感じで頭の先までまっすぐになるような感じですね。このとき、せっかく力を入れたお尻や足をゆるめずにやりましょう。なんかうまくいかない、という方は①からゆっくりとやってみてください。 

 

 STEP2 覚えた力の入れ方を応用する

 

 力の入れ方を覚えたら、次は実践編です。これも最初は静止状態からです。

 

 ①両足を肩幅ぐらいに開いて立つ

 STEP1では足を閉じていたため力が入れやすかったのですが、肩幅くらいに開くとうまくいかない人がほとんどです。まずは基本の入れ方をしてみてから、足を少しずつ開いて同じような力の入れ方が出来るまで反復してみてください。

 

 全く同じに入れるのはむずかしいですが、入れ方を意識しておいてもらえればOKです。

 

 ②移動してからまた力を入れ直す。

 立ったまま力を入れられるようになったら、次は1歩動いてみましょう。その場所でまた同じように力を入れることが出来るでしょうか?

 

 家事や抱っこでも同じ場所で動かずにいることはありません。常に立っているときに意識できるようになることが大事ですね。なれてくれば、気付いたらしっかりと力が入っていた・・・という状態が理想です。

 

 どうでしょうか?産後の体というのは、思っているより不便なことが多いです。別に、妊娠中にサボっていたわけではありませんし、ただ体が忘れてしまっているだけなんです。

 

 一日の行動を振り返ってみてください。ほぼ、立っているか座っているかです。その時にいかに自分の体を意識できるかが、あなたの産後の腰痛を改善させるきっかけになるかもしれません。

 

 次回は座っているときの話をします。楽しみにしていてくださいね。  

 

 院長

産後の腰痛の治し方 その8

カテゴリ: コラム 作成日:2019年08月31日(土)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 産後の腰痛の典型として、前回は「反っている」場合の話をしました。

 

 今回は「屈んでいる」時の話をしたいと思います。

 

 このタイプには、2パターンあります。

 

 1つ目は妊娠期に骨盤が橫に大きく広がり腰の幅が大きくなった方の場合。

 

 2つ目は産後の抱っこで、一日中前で抱っこをしている方の場合。

 

 骨盤の話からしていきましょう。

 

 骨盤は通常しっかりと固定されています。正しい位置にあって、正しい体の使い方をしているとそうそうずれていくものではありません。

 

 ですが、妊娠期はこの骨盤が緩む時期です。つわりなどがひどかったり、あまり動かなかったりすると姿勢を支えていた筋肉がうまく働かなくなってきます。妊娠期にこのような状態が進んでいくと、産後体を支える筋肉が使いづらくなるのです。

 

 結果、妊娠期のように前屈みの状態のまま過ごすことになり腰などにストレスがかかるため痛みが出てしまいます。

 

 次に抱っこの話。

 

 出産の時に病院の先生に体重の増加を8㎏~10㎏までにしてくださいとか言われた方もいるかと思います。

 

 実際、生まれてくる赤ちゃんの体重は3㎏、重くても4㎏ぐらいだと思います。周りの羊水や胎盤などの事を考えてもおなかに抱えている重さは6~7㎏。残りは周りの広がった組織の分だったり皮下脂肪だったりです。

 

 人間には重心というものが骨盤の中にあります。おへその指2~3本下と背中のちょうど真ん中ぐらいです。その上に赤ちゃんが乗っていることと、徐々に重くなっていくためにそこまで思いものを支えている感じはしないようです。

 

 たとえば引っ越し屋さんに教えてもらった話ですが、冷蔵庫を1人で運ぶか違います。それもがりがりの・・・。

 筋肉隆々の人ではなく大物はその方がメインで運んでいます。なぜそんなことが出来るのでしょうか?

 

 荷物の重心を、自分の重心に乗せるようにして運ぶと安定し無駄な力を使わなくて良いそうです。

 

 皆さんが重いものを運ぼうとするとき、どんな体勢になりますか?

 

 きっと背中を丸め、前で抱えて力一杯持ち上げると思います。

 

 これ、赤ちゃんを抱っこしている姿勢と同じなんです。

 

 いまは、抱っこひもやスリングといった便利なものがあるので町中でもよく見かけます。

 

 でもよく見てください。すごくきれいな姿勢の方もいれば、背中が丸くなっている方もいます。同じ商品を使っていてもです。

 

 赤ちゃんを固定するときに、自分の重心の上で楽に支えていられるポジションをに合わせている方は体の負担が小さくてすみます。ご主人と共有したりで調整をしないで使ったりすると、安定しないため無駄な力が入り、結果的に疲れてしまうことになります。特に夫婦で体格差があるときは、きちんと合わせて楽な場所に固定をすることを心がけましょう。

 

 そして、ある程度大きくなってきても「抱っこしていないと寝ない」や「橫に寝かせると起きてしまう」などで抱っこしている時間が長時間にわたる方も要注意です。抱っこしたまま用事をしようとすると、かなり体を前に丸めないと出来なかったりしますよね?

 

 赤ちゃんを抱っこするのがダメといっているわけではありません!

 

 寝てくれたときなどに「疲れた~」といって休むのではなく、肩を回したり軽いストレッチなどで体をほぐしてください。

 

 ヨガなどを習っていた方は少し深呼吸とともにリラックスするポーズをとったりすると良いかもしれませんね。

 

 かわいい赤ちゃんを抱っこしてあげるのが幸せな時間になるようにねがっています。

 

 院長

産後の腰痛の治し方 その7

カテゴリ: コラム 作成日:2019年08月29日(木)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 今日は産後の腰痛で、良く目にする症状についてお話ししていきたいと思います。

 

 わたしが産後の患者様を診て、一番最初チェックするポイントは【お尻】です。

 

 なぜここを診るかと言いますと、だいたい腰痛を訴える方は大きく2つのケースに分かれるからです。

 

 その2つとは、「反っている」か「屈んでいる」かです。

 

 まず、「反っている」方の話をしていきます。

 

 なぜ反っているのか。

 

 これはももとの体型にもよりますが、私の印象では骨盤が小さい人に多いように思います。

 

 骨盤が小さいというのはどういうことかと言いますと、胎児が大きくなると骨盤などの関節が緩んでくるという話を以前しましたが、その際十分に広がると骨盤のスペースにしっかりと乗るイメージですね。逆に、少し小さめの方は前に少し飛び出す形で支えています。思いおなかが前に行くので、腰を反って上体を後ろに反らしてバランスをとる感じです。

 

 私の治療経験では、この場合【恥骨】に負担がかかり続けることで産後にトラブルが起きる場合が多いです。

 

 このケースでの特徴は、体の前屈や膝の屈伸で詰まる感じがする、もしくは痛みがきつくなることですね。

 

 良く体の前屈を指標にしますが、前屈は股関節で行います。股関節の筋肉はお尻にありますが、体を前屈させるときに詰まる原因は前にあります。

 

 恥骨からは、【恥骨筋】や【長短内転筋】といった筋肉が大腿部に出ています。恥骨に痛みがあると、これらの筋肉の働きが悪くなります。うまく縮んでくれないと前屈が出来なかなります。逆に腰をそろうと思ってもうまくそれない方は、この筋肉が固まって伸びてくれないから出来ないことが多いです。

 

 膝の屈伸はなぜ?という方もいると思います。

 

 屈伸をしてみてください。股関節をしっかり曲げた方が楽に出来ます。股関節がうまく曲がらないと、1つ下の膝関節にも大きい影響が出ます。

 

 この見分け方ですが、これは自分でも出来ます。

 

 おへそから下にたどっていくとコツンと硬い骨に当たります。それが「恥骨」です。

 

 それをさらに下に乗り越えると、指3本くらいの恥骨が橫に触れます。その下側を指で引っかけて持ち上げるようにします。

 

 もし、触って痛みがある場合は自分であまり刺激しないようにしてください。そうでない方は、両方を軽く引き上げた状態で腰の前後屈や膝の屈伸をしてください。やりやすいなと思ったら左だけ、右だけとやっていただくと良いでしょう。

 

 ただ、セルフチェックをしても治療しないといけません。特に繊細な場所ですので、安易にマッサージなどをするのではなく専門家に任せましょう。

 

 次回は腰が後ろに屈んだ状態の特徴について話していきたいと思います。 

 

 院長

産後の腰痛の治し方 その6

カテゴリ: コラム 作成日:2019年08月21日(水)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 今日は閉経期の話です。

 

 最近では「更年期障害」と言う言葉も認知されてきましたね。これに関しては実は男性にも診られる症状ですね。産後のお話なので女性の場合の話で進めていきます。

 

 この時期の大きな特徴は、女性ホルモンが著しく減少することです。

 

 20~30年くらい体のバランスを支えてきた女性ホルモンが、この時期に一気に減少していきます。

 

 卵巣や子宮といった出産に必要な器官が、その役目を終えていきます。私の感覚ではこの時期に、子宮筋腫や婦人科系の癌なども診られているような気がします。

 

 体の中では常に必要のないものはなくし、いるものだけを残す選択をしています。見た目わからなくても、体の中ではどんどん変化していくんですね。

 

 女性ホルモンが減ることにより今まで保てていたバランスが人によっては崩れてしまいます。変化が急に起こると、体の急激な不調になったりします。

 

 女性ホルモンが、あなたに与えてくれる効果としていくつかあげてみましょう。

 

 【骨】 女性ホルモンには、血液から骨にカルシウムを取り入れる働きをするものがあります。

 このホルモンが減っていくと骨からどんどんカルシウムが抜けていきます。「骨粗しょう症」という病名を聞いたことがあるでしょうか。骨がすかすかになりもろくなる状態ですが、じゃあ、女性はみんな骨粗しょう症になるかというとそうでもありません。栄養をきちんととり、適度な運動や日光に当たるといった事を心がけると防げる症状です。

 

 【肌】 私は肌の専門家ではありませんが、肌のターンオーバーやはり・つやといったものも関係していると思われます。私の印象ではしわが増えやすいといったものですね。

 

 【体型】 成熟期からふっくらとした体のラインを作ってきましたが、この時期に崩れはじめます。胸はしぼんで垂れ下がりおしりもたれてきます。これも、日頃からの食事や運動などである程度防ぐことが出来ます。 

 

 見た目の変化は、ある程度知っていらっしゃるかとは思います。

 

 今回お話しするのは、体の中の変化です。それも頭の中。

 

 体の働きは、ほとんどが脳が中心となっています。女性ホルモンが減ってくると、今までしてこなかったバランスの取り方をするので脳は大変敏感になります。この時期に精神的に少し落ち込む方が多いのは、脳が感情に左右されやすくなったり、ストレスを受け流せなくなるからです。

 

 患者さんで多いのは、頭痛を訴える方です。

 

 症状によって場所は変わるのですがほとんどの方が原因がわからず、いろいろな病院を転々としています。

 

 当院では、頭蓋を施術で触りますのでより深くあなたの体を調えるこでお喜びいただいています。

 

 閉経期では、このような変化が起きています。

 

 自分の体が今どうなっていて、今後どのようになっていくのかを知っておくと、いざなったときに心に余裕が持てます。衰えていくことも受け入れて、準備していかなければなりませんね。

 

 次回は、産後の腰痛で特徴的な症状の話をしていきたいと思います。

 

 院長

産後の腰痛の治し方 その5

カテゴリ: コラム 作成日:2019年08月15日(木)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 今日は「出産・産後」にまつわる話ですね。

 

 女性の体に最も大きな変化が起こります。

 

 赤ちゃんをおなかの中で育て、おなかの外に送り出す。

 

 言葉にすると簡単ですが、本当に大変なことなんです。もちろん男性には経験できないことですし、だからこそ理解にずれが起こるのですが。

 

 妊娠すると赤ちゃんを育てていくために、体がどんどん変化していきます。

 

 見た目でわかりやすいのは、おなかが大きくなることです。これは、赤ちゃんに栄養を送る胎盤が大きくなり、胎児の成長とともに子宮を広げていくことでおこります。

 

 これには女性ホルモンが大きく関わり、ホルモンバランスが崩れることで体調不良に悩まされる方もいらっしゃるようです。

 

 胎児が大きくなってくると、それを支える骨盤にも変化が現れます。リラキシーホルモンというホルモンが分泌されて関節が緩み、今まで硬くしまっていた骨盤が広がっています。

 

 この時に注意したいのが、この関節の緩みはわずかなものですが全身に広がることです。

 

 臨月期の様子を体験するときに、おなかに10KGのおもりを抱えるのですが、姿勢はかなり前屈みになります。そして股関節が閉じれなくてがに股みたいになります。この姿勢を何ヶ月もとり続けるとどうなるでしょう?

 

 背中は丸くなり、おしりが痛くなったりといった今までに無かった体の悩みが出てきます。かといって、無理な筋トレや体操はおなかの赤ちゃんにとって負担になるので控えた方が良いでしょう。最近はマタニティーヨガなどが広まってきて、体のトラブル解消に一役買っていますね。

 

 ただ、この痛みなども一時的なことが多いです。出産後生活の中で体は元のバランスにもどろうとしています。中には、出産後に悩んでいた腰痛が治った方もいるみたいです。多くの方が育児のせわしさの中で妊娠中の体の悩みを忘れています。

 

 ただ、痛みが出なくなるのと体が元通りになるのとは全く別の話です。

 

 以前にも言いましたが、人間の体は多少の歪みなどは脳が修正して感じないようになっています。左右の骨盤が少しずれようが痛みを感じなくなることが多いです。

 

 また、赤ちゃんに栄養を送るた授乳をしている方は髪の毛が抜けるなど経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。これも女性ホルモンのバランスが一気に変わることで起こるのですが、回復するとまた生えてきます。結構まとまった量が抜けるのでびっくりする方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

 私の治療の経験ではこのホルモンバランスが変化する時期、ある場所に変化が出ています。

 

 1つめは恥骨。

 

 出産時に大きく開きますし、臨月期は赤ちゃんの重みを前で受け止めるため非常に負担がかかる場所です。

 

 2つめは頭蓋骨。

 

 授乳期の睡眠不足もそうですが、ホルモンを出す司令塔は【脳】ですので、フル回転している脳のストレスが現れていると考えています。授乳で睡眠がとれなくても育児が出来るのは実は、脳が耐えれるようにあなたの体を変えてくれているからなんです。

 

 実際に治療するときにこの2つをしっかり治療していくと、産後のトラブルが劇的に改善することも多いです。

 

 頭蓋骨を治療してくれるところはほとんど無いですし、恥骨に至っては骨盤矯正でもほとんど触れることはありません。デリケートな場所ですので、触れないのが本音でしょう。

 

 当院では、関連の深い場所を説明した上で同意をいただき施術しています。

 

 もちろん、検査をして原因がそこにあり施術すると改善が見込める場合ですが。

 

 もし、妊娠・産後での体のトラブルで治療しているにもかかわらず一向に改善されない、といった悩みをお持ちの方はメールでもかまいませんので問い合わせください。

 

 治療もそうですが、日常でのアドバイスもさせていただいています。

 

 次回は、閉経期の話をさせていただきます。          院長

 

産後の腰痛の治し方 その4

カテゴリ: コラム 作成日:2019年08月14日(水)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 前回は、女性の体における「3つの変化」についてお話ししました。

 

 そして、そこに大きく関わるのが【ホルモン】だということもお話ししました。

 

 でも、ホルモンがなぜ腰痛に関係するの?という疑問もあるかもしれませんね。

 

 そこで今回は、ホルモンが体に与える影響の話をしていきたいと思います。

 

 まず最初の変化について。第2次性徴で体が女性として成熟するときです。

 

 この時期は、食べ物や遺伝にもよりますが全体的に体がふっくらしてきます。

 

 これは、皮下脂肪を体に蓄えることなど色々大事なことなのです。ですが、思春期の女の子にとって、体型が変わるというのはすごく大きな悩みにもなります。

 

 この時に注意しなければならないのは、必要な栄養をとらないことなんです。

 

 バランス良く栄養を摂取しないと骨や筋肉もそうですが、たとえば卵胞や子宮といった女性特有の器官がうまく成熟しなくなるかもしれません。

 

 これらの器官は、将来女性の体にとって大切なホルモン「女性ホルモン」を分泌してくれるため、しっかり成熟しておかなければなりません。これらがしっかりと成熟してないことから来る婦人科系のトラブルが最近の若い女性に多い気もしています。

 

 私が診てきた若い女性の患者様には、排卵痛や生理痛が腰痛の原因になっている方もいらっしゃいました。ホルモンバランスを含め全身の状態を調えていかないと痛みが治らないことが多いです。

 

 この時に一番注意して欲しいのは、安易な施術は受けてはいけないということです。

 

 よく言われるのが、

 

「骨盤が歪んでいるから、生理痛がひどくなる」

 

というお話です。良く整骨院などの矯正施術を進められるときに聞くのではないかと思います。未だに根強く生き延びている台詞ですね。

 

 以前にも言いましたが、骨盤は非常に繊細な場所です。私は骨盤に対してほとんど力を加えずに調整していますが、なかには矯正を受けて寝込んでしまった方もいます。受けるときにはよくお話を聞いて、なぜその施術を受けないといけないかをちゃんと聞いてからにしましょう。

 

 この性徴期では、体型も変わってくるため姿勢にも影響が出ます。

 

 極端な話では、乳房が大きくなることで肩がこるようになった・・・

        以前ほど体が動かせなくなった・・・

 

 体にとって必要な変化ではありますが、それに応じた姿勢の改善なども大切になってきますね。

 この時期の患者様、もしくはお子様が性徴期にある方に言いたいのは、見た目の変化や情報に左右されずに自分の体に何が必要かを考えて欲しいと言うことです。

 

 栄養が必要なときに食べない・・・

 

 体が変化しているのに以前と同じ事をしようと無理をする・・・

 (スポーツをしている人に多いんです)

 

 将来何十年にわたって続く成熟期に向けて大事な準備期間です。ここをどう過ごすかで未来が決まると言っても過言ではないと私は伝えています。

 

 次回は、出産・産後・育児期の話です。非常に大事な時期の話ですのでしっかりお伝えできればと思います。 

                                院長