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お知らせ | 整体院 希心

お知らせ

産後の腰痛の治し方 その3

カテゴリ: コラム 作成日:2019年08月07日(水)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 今回のテーマは【3つの変化】と【ホルモン】です。

 

 前回の記事で、女性の体には一生を通じて「3つの変化」があると書きました。そしてその変化に関わる重要なものが「ホルモン」ということでしたね。

 

 順に書いていきましょう。

 

 まず女性が最初に経験する、「1つ目」の変化についてです。

 

 これは、第2次性徴期です。第1次は体の大きさの生長を指します。この第2次性徴期では何が起こるのか。

 

 体の熟成です。見た目で言えば女性らしい体の膨らみが現れてきます。個人差はありますが乳房が大きくなったり、皮下脂肪がつくことでより丸みを帯びた体のラインになります。これは、女性特有の器官である「子宮」や「卵巣」といったものが生長することで、女性としてこれから迎える【出産】にむけての準備が始まった事を意味します。

 

 そして、この体の変化を生むのが子宮や卵巣から出される「女性ホルモン」です。

 

 この女性ホルモンは血液を通して【脳】にたどり着きます。

 

 脳は女性ホルモンを変化を感じ取ると、体に指令を出します。

 

 それが、皮下脂肪をつける・乳房を発達させるといったものですね。

 

 そして、初潮をむかえます。よくお赤飯を炊くといった話を聞きますが、本当におめでたいことなので私としてはすごく良い事だと思います。

 

 初潮を迎え生理周期が始まることは女性として成熟していくうえで必ず経験することなので、娘にもしっかり伝えていきたいと思っています。恥ずかしく思う思春期の女の子にはメンタル面でのケアも必要な場合もあります。

 

 「2つめの変化」は出産です。

 

 私の言う出産には「妊娠期」「出産」「産後・育児期」の3つが含まれます。それぞれ順に説明していきます。

 

 「妊娠期」

 

 前回説明した生理周期の途中で幸運なことに受精し着床した場合、子宮に作られた胎盤がどんどん発達します。最初は小さな卵ですが最終的には赤ちゃんが外に出るまでに大きく形を変えていきます。

 

 すごいことだと思いませんか?おなかの中に別の命が宿り、羊水の中で大切に育て、それとともに子宮もどんどん膨らんでいくんです。実際妻の出産のときにそばで見ていましたが、本当にすごいことだと思いました。

 

 そして、胎児が成長し出産が近づいてくると乳房が発達してきます。これは、乳腺という母乳を作る工場をたくさん増やしている状態です。この時に「脳」から出るホルモンが多くなると、出産前に母乳が出るといったことも起こります。

 

 そして、胎児が大きくなると産道の準備が始まります。骨盤を徐々に緩めていくホルモンが出されて胎児が下に降りられるように開いていきます。この時にほとんどの方は骨盤ベルト(腹帯)をしているのはないでしょうか。

 

 「出産」

 

 帝王切開と経膣分娩があります。帝王切開は産道を通してではなく、手術をして胎児を取り出します。赤ちゃんとママの体の状態を考慮して医師の判断で行います。

 

 分娩の場合、まず胎児が下におりてきます。そして頭で産道を押し広げながら出てくるのですが、ここで骨盤の前にある「恥骨」というところが思いっきり左右に離れることで一気に赤ちゃんがすり抜けていきます。私は事情があって赤ちゃんの出てくる所を見ることが出来たのですが、こじ開けて出てくる感じでしたね。(男性は通常頭の方から見て局部は見えないようにしています。理由は・・・調べてください笑)

 

 そのあと、ある程度骨盤は元に戻り、臍の緒を切り、胎盤をゆっくり剥がしたら、ママや赤ちゃんに問題がなければ出産は終了です。

 

 「産後・育児期」

 

 出産直後から女性の体は忙しくなります。

 

 まずは、母乳をだして赤ちゃんに栄養をあげます。このとき、母乳が出ると同時に大きく伸びきった子宮が元の大きさにもどっていきます。これもホルモンの働きです。

 

 赤ちゃんのために母乳を作るということと、元の状態に戻ろうということを同時にすることで、子供を育てながら次の出産にも備えているんですね。

 

 ミルク派、母乳派、混合派といろいろありますが、次に迎えるのは卒乳です。

 

 人によって時期も理由も違うのでいつが良いのかというのは私にはわかりません。ですが、赤ちゃんのために母乳を作るために用意したものを、今度はなくしていくんですね。

 

 発達した乳腺は必要としなくなることで縮んでいきます。この時にしっかり絞りきっていないとしこりになったり、乳腺炎になったりします。だからカップが小さくなってがっかりすることはありませんよ?

 

 この頃には、子宮も縮み元の大きさに近くなるのでほぼ元通りになります。

 

 「3つめの変化」は更年期です。

 

 これは赤ちゃんを作らない時間が長くなると、脳が必要なくなったとして女性ホルモンを減らしていきます。これが緩やかに起こるのか急激に起こるのかが問題です。急激に起こったり体に不調が出たりするのが更年期障害です。卵巣も萎縮したり出産に関わる部分がその役目を終えていきます。これが「閉経」ですね。

 

 女性ホルモンが減ることで骨密度が下がったり色々と変化が出てくるのもこの時期です。一気に体が弱ったりするので注意が必要ですね。

 

 いかがでしょうか。男性には出産はありません。無いからわからないではなく、夫婦で理解することでお互いに支え合えると私は思います。

 

 次回は、「3つの変化」が産後の腰痛の原因になる理由を書いていきたいと思います。

 

 院長

産後の腰痛の治し方 その2

カテゴリ: コラム 作成日:2019年08月03日(土)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 今回も【産後の腰痛】について書いていきたいと思います。

 

 私には2人の娘がいます。ということは、2回の出産を経験していることになります。

 

 とは言っても、実際に出産してくれたのは妻ですが・・・

 

 2人以上のお子様を出産された方はご経験があるかもしれませんが、2回とも妊娠期から出産、そして産後の様子まで全く一緒ではありません。なかには、ほとんど一緒だったという方もいるかもしれませんが。

 

 産後の腰痛を語る上で、知っておきたいことがあります。

 

 それは、女性の体は妊娠してから育児中までに大きな変化を経験しているということです。

 

 一番身近なところで言うと、月経周期があります。これは、出産の経験の有無にかかわらず女性の皆様ならご存じかと思います。

 

 生理が終わってから、7~10日で排卵期を迎えます。この時に、基礎体温をつけている方はわかりますが、体温が少し高くなります。このとき、出産に備えて体の中に大きな変化が起きます。

 

 女性ホルモンのバランスの変化です。

 

 受精卵が子宮にいつ着床しても良いように、胎盤を作る準備をするんですね。

 

 排卵後、受精しなかった場合はしばらくの高体温期が過ぎると元の状態に戻ろうとします。

 

 準備して内側に作ったものを、剥がして元に戻す。これが、おりものと言われるものです。

 

 生理痛がひどい方は、この時に痛みを感じる方が多いのではないのでしょうか。おなかの奥から感じる、まさに「女性にしかわからない」痛みです。

 

 そしてこの時には、次の卵子を育てて熟成させる準備も行います。これも、ホルモンの仕事です。そして、子宮と卵子の準備が調ったらまた次の月経周期が始まります。だいたい平均して28日~30日周期くらいといわれています。

 

 期間が乱れやすかったり、40日を超える場合もありますが、この場合は婦人科の受診をお勧めします。

 

 なぜホルモンの話をしたかというと、実際にどこから出てきて、どんな働きをするのか知らない方が多いからなんですね。産後の患者様に話しても、

 

 「そんなことが体の中で起きてたんだ!!」

 

 と、びっくりされる方が多いんです。

 

 以前、不妊症の治療で鍼灸治療を受けていただいた方には、

 

 「自分の体の仕組みを聞くことで、妊娠に向けて準備することがしっかり出来た」

 

 と、言っていただいたこともあります。

 

 何を私が伝えたかというと、「女性の体には一生を通じて大きく3つの変化が起きる」ということです。

 

 そして、【ホルモン】がその3つに大きく関わると言うことです。

 

 次回は、【3つの変化】と【ホルモン】の大切さについて書いていきたいと思います。

 

 院長

産後の腰痛の治し方 その1

カテゴリ: コラム 作成日:2019年07月29日(月)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 今日からは【産後】をテーマにコラムを書いていきたいと思います。

 

 私も子供が2人いますが、不思議に思っていたことがあります。

 

 出産を控えて、検診などに病院に通い、マタニティーヨガや骨盤ベルトなどで体を調えて、少しでも良い状態で出産を迎えようとする方は多くいると思います。

 

 でも出産を終えてからはどうでしょうか?

 

 育児に奮闘して、赤ちゃん中心の生活になります。母乳メインで育児をされる方は夜も不規則になりがちです。

 

 首が据わるまでは抱っこも気を遣い、首が据わる頃には縦抱きの抱っこひもをつけて一日中一緒の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 当院でも、出産後の腰痛やいろいろな不調を訴えられる方が来られています。

 

 そのほとんどの方に聞くと、「育児に気をとられて自分のケアはほとんどしていない」という声が多いですね。

 

 良く耳にするのは、「出産後に骨盤ベルトはしていたけど・・・」

          「治療に行きたくても通う時間がない・・・」

 

 などといった意見でしょうか。

 

 育児が忙しいあまり体のケアを怠り、結果そのせいで育児や家事が辛くなる。我慢を重ねるうちに症状がひどくなったりまた別の痛みが出てくるといった悪循環にはまっている方も多いはずです。

 

 当院の患者様でも、「腰が痛すぎて抱っこが辛すぎる・・・」という方もおられました。

 

 かわいい我が子を抱っこしてあげたくても、腰が痛すぎて出来ないなんて辛すぎますよね?

 

 そこで今日からは、なぜ産後に腰痛をはじめとした体の不調が起きるのか?

          なぜ、産後の体のケアをした方が良いのか?

 

 を中心に、お話を進めていきたいと思います。

 

 その前に、大事な話をしておこうと思います。

 

 産後のケアで来院される方に聞くと、ほとんどの方が産後のケアとしてなにがしかの治療を受けておられます。それは・・・

 

                  【骨盤矯正】

 

 良くテレビや雑誌でも骨盤の歪みを治せば体が劇的に変わると謳っていますので、特に看板などで「産後の骨盤矯正」などと書いてあるとつい受けてしまいがちです。

 

 確かに産後の骨盤矯正で劇的に治る方も多くいらっしゃいます。

 でも、間違ってはいけないのは「あなた」がその施術で果たして治るのか?

 

 ということです。

 

 腰痛のコラムでも書かせていただきましたが、痛みには必ず原因があります。その原因を治療しなければ痛みが消えることはありません。

 

 痛みが治った方は、その原因が骨盤にあって、施術で取り除けたので治ったんですね。

 

 残念ながら、当院に来られる方はその施術では治らなかった方がほとんどです。

 

 では、なぜ治らなかったのでしょうか?

 

 施術の方法が悪かったのでしょうか?

 

 答えは「NO」です。

 

 原因が特定できておらず、その骨盤矯正では取り除けなかったからです。中には骨盤矯正を受けた結果、症状が悪化した方もいらっしゃいます。

 

 現在「産後の骨盤矯正」を宣伝しているのは多くが整骨院やカイロプラクティックなどの治療院です。もちろん保険適応外ですので自費治療になりますが、ニーズもあり導入されているところも多いです。

 

 でも、話を聞いていると産後のメニューを選ぶと全身のマッサージと骨盤を矯正する手技をして終りというところがほとんどです。

 

 私の知り合いの先生方に聞いても、産後の不調の方のほとんどがこんな治療を受けているそうです。

 

 骨盤の高さが違いますね・・・

 足の長さが違いますね・・・

 

 ろくに検査もしないで、骨盤を矯正してまた来て下さいといわれるのが現状です。

 

 育児で忙しくて通院する時間もままならないママにとって、こんなに辛いことはありませんよね?

 

 なぜ、こんなことが起きるのでしょうか。

 

 それは、施術に当たるセラピストが産後の体の不調が起きるメカニズムを理解できていないからです。

 

 産後の女性の体は特にデリケートです。劇的に改善する方もいれば、逆に悪化する方もいらっしゃいます。このコラムでは当院でお話ししている骨盤にまつわる話をしていきたいと思います。

 

 もし、今産後の不調で悩んでいる方がいらっしゃれば、治療院選びの参考にしていただければと思います。

 

 院長

私の腰痛は治らない? その7

カテゴリ: コラム 作成日:2019年07月21日(日)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 前回は肩甲骨のバランスについて話をしました。

 

 実際の患者様の写真を見て、自分の姿を鏡に映した方もいるかもしれませんね。

 

 左右の高さについては自分でもチェックできるので一度確認していただいても良いと思います。

 

 今日は、姿勢と肩甲骨の関わりの話をしていきたいと思います。

 

 皆さんは、「姿勢を正して」と言われてどうしますか?

 

 ほとんどの方は、背骨を意識して伸ばそうとすると思います。

 

 その姿勢は楽ですか?ずっと維持できますか?

 

 そうでしょうか。姿勢は良くなった気がするけど、ずっと維持してといわれると厳しいのではないでしょうか?

 

 良い姿勢の方が、しんどく感じる。一見矛盾したように感じられますが、これには理由があります。良い姿勢と思っているその状態が、実は間違った姿勢になってしまっているのです。

 

 姿勢の悪い方の代表として、【猫背】があります。

 

 横から見ると背中が曲がって飛び出ているのが典型的な猫背です。でも、私が猫背と判断する基準は違います。私が基準にしているのは・・・

 

 【背骨】と【肩甲骨】の位置関係です。

 

 テレビで見るモデルさんや女優さんの背中を思い出して下さい。背中の真ん中にうっすら影のようなものが見えませんか?あれは背骨の位置が正しい位置にあると見えるものです。

 

 まっすぐ立ったときに、背骨と肩甲骨が正しい位置にあるというのはどういうことか?

 

 簡単に図にしてみました。

 

0718

 

 ごらんのように、正しい姿勢の時は背骨が肩甲骨よりも前にあります。このとき、横から見ると肩甲骨に隠れて背骨は見えません。

 

 悪い姿勢はどうでしょうか。

 

 背骨が肩甲骨よりも後ろの位置にあり、肩甲骨も前に歪んで傾いてますね。この状態だと横から見ると肩甲骨の後ろに背骨が見える事になります。

 

 実際の写真は次の回で載せますが、だいたいのイメージは出来るのではないでしょうか。

 

 先ほど言った、姿勢を正すときに背骨を伸ばしてもだめというのはこのことなんです。

 

 姿勢を正すときには背骨と肩甲骨を正しい位置に戻すと良いのです。

 

 私が、正しい姿勢の指導をするときにアドバイスすることがあります。それは・・・

 

 「胸を張る」

 

 です。やり方を説明しましょう。

 

 まず、両肩を後方へ引いていきます。先ほどの正しい姿勢の絵のように肩甲骨が背骨の後ろで平行になる感じですね。

 

 そこでいったん深呼吸をします。肩甲骨の位置をキープしたままで息を吐ききります。

 

 その状態が、今あなたの出来る一番良い姿勢になっているのではないかと思います。

 

 もちろん、筋肉の状態などで正しい位置にたどり着かない方もいるので一概に言えません。

 

 ただ、日頃鏡などに映る自分の姿勢に自信がない方は、一度やってみてはいかがでしょうか?

 

 次回は、BEFOREとAFTERの写真を使って「正しい姿勢」の話をしていきたいと思います。

 

  院長

あなたの腰痛は治らない その8

カテゴリ: コラム 作成日:2019年07月21日(日)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 皆様、正しい姿勢は保ててますか?

 

 前回は当院での「正しい姿勢」の基準とそれを保つためのエクササイズの話もしました。

 

 今日は患者様のご協力をいただいて、実際に姿勢の話をしていきます。

 

 では、実際に来院された患者様のBeforeとAfterを見ていただきましょう。

 

Before

0721aa 

After

0721bb 

 

 どうでしょうか。右の方が上半身がぐっと反り返ったような感じに見えますよね?

 

 でもこれは実際には肩甲骨を正しい位置に戻るように施術をした後なので、患者様は何の力も入れずに自然とこの姿勢を保てています。

 

 見ていただくとわかると思いますが、左の写真では腕の後ろに背中が見えています。右の写真では背中は腕に隠れて見えません。

 

 黒のシャツなのでわかりにくいので載せれませんが、背中の真ん中にもうっすらとくぼんだラインが出ていました。

 

 このように肩甲骨と背骨の関係を正しい位置に戻すだけで、目に見えて姿勢が変わります。

 

 施術に関して言えば、マッサージ的なことはほとんどしていません。揉んでも柔らかくなることはありませんし、繊細な場所なので、無理な力を加えると逆効果です。当院では当たり前のことですが、肩甲骨だけを治療しても何の意味もありません。【肩甲骨】が原因で腰痛や頭痛や肩こりなどが引き起こされていて、さらにその根本の原因を見つけて治療するからこそあなたの症状が改善するのです。

 

 最近では、テレビなどで話題になったりするので看板などに「肩甲骨はがし」などと謳っている治療院もありますが、とりあえず肩甲骨をいじっとけ!みたいな治療なら受けない方がましと言っておきます。

 

 先ほどの写真の患者様も、お仕事や日常の家事などで姿勢が保てなくなってくると腰痛や頭痛が出てきます。それでも、以前に比べると薬の量も減ったなど喜んでいただいています。

(患者様の声参照)

 

 次からは、腰痛を考える上で大事な場所【骨盤】の話をしていきたいと思います。

 

 この場所に関しては、特に産後の腰痛の方にお話しする機会も多いので、産後のケアと絡めて話していこうと思います。            院長

私の腰痛は治らない その6

カテゴリ: コラム 作成日:2019年07月12日(金)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 前回は【肩甲骨】の話をしました。

 

 背中にある肩甲骨が実は一カ所でしか骨で繋がっていない事は、ほとんどの方が知っているようで知らないことです。

 

 そして、肩甲骨に繋がる筋肉は頭から骨盤まで幅広く、それだけ全身に影響を及ぼすと言うことです。実際、膝の痛みの治療で肩甲骨を治療したこともあります。

 

 もちろん、肩甲骨と膝は直接繋がってはいません。でも、肩甲骨が原因で発生したトラブルが、巡り巡って膝の痛みを引き起こすこともあるんです。まあこれは、まれなケースではありますが。

 

 当院に来られる患者様が、全員姿勢が悪いかというとそういうわけでもありません。

 

 ですが、腰痛の患者様の痛みを引き起こす原因の1つに肩甲骨が関わっているのは事実です。実際、定期的にメンテナンスに来られている方は必ず肩甲骨の施術を受けられています。

皆様声をそろえて言うのは「これをしてもらうと姿勢が調う!」ということなんです。

 

 肩甲骨が筋肉で背中に固定されているということは、筋肉の影響を強く受けると言うことです。そして、この骨は左右に1つずつあります。

 

 ここで1つ質問です。みなさんは左右均等に体を動かせますか?

 

 答えは「NO」でしょう。もし「YES」と答えられる方はこの後の話は読まなくて大丈夫ですね。

 

 左右均等でなくて当たり前です。なぜなら、私たちには【利き手】というものがあるからです。もちろん利き足・利き目といったものもありますが・・・

 でも、ここで言いたいのはどちらをよく使うではありません。

 

 たとえば、右手が利き手の場合、

 右手で字を書き、紙は左で固定する。

 右手で包丁を持ち、左手は食材を固定する。

 右手でアタックを打ち、左手はバランスをとる。などなど。

 

 何が言いたいかというと、右と左で役割が違うということです。左右同じ動きでする家事を思い浮かべてみて下さい・・・。思いつきますか?使い方が違うなら、使う筋肉・筋肉の動かし方が違う。肩甲骨は筋肉の影響を受けるわけですから、肩甲骨の状態が左右で違うのは当然です。

 

 患者様の許可をいただいて、左右差の例を見ていただきたいと思います。

 

BEFORE

okoe0711c 

AFTER

okoe0711d 

 

 1つ目の写真ですが、右肩に比べて左の方が下に下がってしまっているのがおわかりいただけると思います。症状としては、腰痛と頭痛だったのですがどちらも左の肩甲骨が関わっていることがわかりました。

 

 2つ目の写真は、肩甲骨の施術を受けていただいた後の状態です。左肩の位置が右肩と同じ所にもどっているのがわかります。この状態で、腰痛も頭痛もだいぶ和らいでいるとのことでした。

 

 今回のケースは、左右差が特にあったので載せました。当院では、肩甲骨に関しては左右両方とも施術するようにしています。それだけで左右のバランスが改善してしまう方もいらっしゃいます。

 

 もしこの記事を読んでいただいて、肩甲骨って大事だなと思っていただけると嬉しいです。

 

 次回は、姿勢にまつわる肩甲骨と背骨の話をしていきたいと思います。 院長

私の腰痛は治らない? その5

カテゴリ: コラム 作成日:2019年07月05日(金)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 前回は姿勢の話をしました。深呼吸の時によりよい姿勢の方がたくさん吸ったり吐いたり出来るということですね。当院で深呼吸の指導を受けている方からいわれることがあります。

 

 「なんか力が入ってしまって、うまく出来ない」

 

 日常の中でストレスを受けた体は、時に自分で思うようにコントロールが出来なくなります。

 

 治療中に良くあることですが、力抜いているはずなのに手を離してもらうと腕が宙に浮いたまま・・・。ほぼ無意識に力を入れてしまっているんですね。体を動かすときには、全ての筋肉に力を入れないといけないのか?というと、そうではないのです。

 

 たとえば、太ももを持ち上げてみて下さい。その時に四頭筋と呼ばれる前にある筋肉は硬くなってますよね?

 

 では、太ももの裏はどうでしょうか?

 

 ハムストリングスと呼ばれる部分は、ふにゃふにゃとして硬くなりません。

 

 このように、私たちの体が動くときには力が入るところと入らないところのバランスがとれていることが重要です。

 

 深呼吸で力が入って出来ない場合は、息を吸うときに邪魔をしてしまって100%吸えなくなっていることが考えられます。その場合、力を入れていると言うよりは「入ってしまっている」といった方が良いかもしれません。吸うときに邪魔をする筋肉が無意識で緊張することで動きを邪魔してしまうんですね。

 

 以前にもお話ししましたが、私たちの体は正しい姿勢になると無駄な力がほとんど入りません。少しずつ崩れてくると、無駄な力が入り出します。それが続くことで力が入りっぱなしになります。そして、脳がそれを覚えてしまって意識しなくても無駄な力が入ってしまうようになると考えてもらえれば良いでしょう。

 

 意識して力を入れているわけではないので、自分で気付くのはほぼ無理です。だから、皆さんの腰痛の原因も思ってもみないような所にあったりするんですね。

 

 それではどうしようもないじゃないか?というとそうではありません。いろいろなパターンはありますが、ほとんどの方に共通して動きが悪くなる箇所があります。

 

 【肩甲骨】

 

 骨の位置というのは、そうそう簡単に変わるものではありません。骨にははまる場所や向きがしっかりと決まっています。男女差はありますが長い年月をかけて変化する、と思ってもらってかまいません。

 

 肩甲骨も骨でしょ?と、思う方もいらっしゃるとおもいます。そこで1つ質問をしたいと思います。

 「肩甲骨は背中とどうやってくっついていますか?」

 

 自分の体を色々と触ってみて下さい。動かしてみて下さい。どこだかわかりますか?

 

 肩甲骨は、関節という意味では鎖骨としか繋がっていません。でも背中にありますし良く動く骨です。肩甲骨はほとんどが筋肉で体と繋がっている珍しい骨です。そしてここが重要なところなんですが、その筋肉の繋がっている先が頭から骨盤まで広範囲にわたると言うことなんです。

 

 なぜ、肩甲骨が重要か?それは・・・

 

① 肩甲骨の位置が悪くなると、広範囲の筋肉に影響が出る

② 腰・首・背中などいろいろの場所が原因で肩甲骨の動きが悪くなる

 

からです。それだけに治療として重要な場所でもありますし、施術の精度が求められる場所でもあります。次回は、肩甲骨の位置について話したいと思います。

 

今回の話が皆様に少しでもお役に立てば嬉しいです。      院長

私の腰痛はなぜ治らない その4 ~セルフケア~

カテゴリ: コラム 作成日:2019年07月01日(月)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

前回は深呼吸についてお話しさせていただきました。

 

ほとんどの方が最初に魅せてくれるのは、運動後の息を整えるような深呼吸ですね。

 

私が指導しているのは、全身をリラックスするためのものですので全く別物になります。

 

 体を調えて深呼吸を覚えて下さった患者様から良く聞くお声があります。

 

「だんだん深く吸えなくなってきた気がします・・・」

 

 肺活量も筋力もそんなに急には衰えません。なぜこんなことが起こるのでしょうか?

 

 秘密はあなたの【姿勢】です。

 

 お察しの方もいるとは思いますが、良い姿勢の時は深く呼吸が出来て、だんだん姿勢が崩れてくると深い呼吸が出来なくなってきます。でも、姿勢が変わるだけでなぜ呼吸が変わるのでしょうか?

 

 ここで体の仕組みのお話をします。私たちの体は様々なものが組み合わさって出来ています。骨・筋肉・血管・神経・・・などです。そして一つ一つが単独で働くのでは無く、複雑に関わり合いながら動いています。

 

 歩いたり走ったり、食べ物を食べたりといった私たちの日常は、これらが正しく働いているから出来ていることなのです。

 

 便秘になったり、膝が痛くて歩けなかったり身体に異常を感じるのは、働きに何らかの原因で支障が出ているからなんです。

 

 呼吸1つをとっても複雑です。

 呼吸する筋肉、肺、胸郭(肋骨などの骨)、などなどたくさんの器官が関係します。

 

 そのたくさんの器官の中で、皆さんが自分でケアできるものがあります。

 

 それは「胸郭」と「筋肉」です。

 

 筋肉は骨と骨を繋いでいるので、骨が正しい場所にないと100%の力が出せません。

ですから姿勢が悪い(骨の位置が悪い)とその分深く呼吸が出来なくなるのです。

 

 また、骨の位置は筋肉などによって決まります。筋肉に異常があると骨は正しい場所に戻れなくなります。

 

 当院での治療では、姿勢を崩している原因を見極めて【胸郭】と【筋肉】を治療することで目に見えて姿勢が変わります。ですが、根本的な原因は患者様の日常生活にあります。

 

 デスクワークや肉体労働、家事や育児などきりがありませんが、これらを全部やめることは出来ませんよね?でも、方法はちゃんとあるんです。

 

 私が伝えているのは2つ。

1つ目は、体にかかる負担を減らす方法を考えること。

 デスクワークなら、こまめに休憩を挟むことで同じ姿勢をとり続けないようにする。

負担のかかる姿勢をとる時間が長ければ長いほど、正しい姿勢を忘れていくと思って下さい。

 

2つ目は、崩れた姿勢を戻す方法を知ること。

 これがセルフケアですね。

 

 当院では、「なぜあなたの姿勢が崩れるのか?」と「そうすれば正しい姿勢に戻れるのか?」をお伝えすることで治療効果を高めています。

 

 正しい姿勢が生活の中で定着してくる頃には、あなたの辛かった日常が楽しく実りあるものに変わっていることでしょう。

 

 治療とセルフケア。当院とあなたが力を合わせるのが「整体院 希心」の方針です。

 

 気になることがある方は、問い合わせフォームから質問も承っております。体に関するお悩みがあれば一度問い合わせてみて下さい。          院長

【なぜ私の腰痛は治らない?3】~セルフケア~

カテゴリ: コラム 作成日:2019年06月29日(土)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

 今日からは腰痛の患者様におすすめしている、自宅でできる簡単セルフケアの話をしていきます。日々の体への負担を和らげることで、動きやすくなったりよく眠れたりでおすすめです。

 

 まず、セルフケアで一番重要なことは何か?

 

 答えはずばり「簡単であること」です。

 

 どの場所をどれだけ一生懸命やっても、それが続けられなければ意味が無いです。当院では難しい動きや高価な器具を使ったりする方法はお伝えしていません。ちょっとした空き時間や寝る前、起床後にしていただくだけで効果のあるものをお伝えしています。

 

 今日は全てのセルフケアに共通する大事なポイントのお話をしたいと思います。

 

 当院では、治療の途中で患者様に協力をお願いすることがあります。それは・・・

 

 【深呼吸】

 

 以前、通勤で電車に乗っていたときに感じたことですが、皆さん呼吸が浅いです。そして回数が多い。よく耳を澄ませて下さい。みんな「はあ、はあ」いってます。私からしてみると

異様な光景です。

 

 当院では深呼吸の方法として次のことを指導しています。

 

 1、力まずゆったりと大きく吸う。

 2,吐くときは息が漏れるように優しく吐く。

 3,吸う時間の倍以上の時間をかけて吐く。

 

 この3つを守っていただくだけで、効果は全然違うものになります。

 

 痛みやストレスを感じている方は、深呼吸をしてもらうときに

力が入っている・肩が大きく上下する・一気に吐こうとする

 

 などの特徴が見られます。

 

 吸うときに力むと自律神経が興奮します。

 吐くときにゆったりすると副交感神経に切り替わります。

 

特にいらいらしたり、寝付けない方は【吐く】事を重視していただいた方が良いですね。

 

 体を柔らかくリラックスさせたいときに体を興奮させてしまっては逆効果です。

 

 たかが深呼吸、されど深呼吸です。

 

 朝起きたときに体いっぱいに新鮮な空気を吸い込み、夜はたまったストレスを流すように。

一日の生活リズムの最初と最後に【深呼吸】を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 院長

なぜ私の腰痛は治らない? その2

カテゴリ: コラム 作成日:2019年06月26日(水)

【整体院 希心】の院長の 久保です。

堺市で「腰痛」や「肩こり・頭痛」、「産後のケア」を中心に個室での予約制の治療をしています。体の不調で悩む方へ、役立つような話をしていきたいと思います。

 

【なぜ私の腰痛は治らない?】

 前の記事では、本当の原因は腰以外の所にあると書きました。

 

でも、病院や鍼灸整骨院で腰に電気を当ててもらい、マッサージをしてもらって良くなったことはありませんか?

 

 僕の経験では、腰痛の患者様に電気を当てるのは腰とおしりまでがほとんどです。

それもみんなほぼ同じ場所に。これは、病院でも整骨院でも同じように思います。

 

 これは、今までの多くの腰痛患者様を診てきた経験上、ほとんどの方が腰やおしりの筋肉に異常な硬さや痛みを訴えたからだと思います。そして、一日に多くの患者様を診なければならない現場では、ルーティン化していてほとんどの患者様の痛みに対応しているからだと思います。

 

 もちろん、腰痛の治療で腰やおしりの筋肉を治療するのは間違いではありません。実際痛みが消えて、日常生活に困らなくなった方もたくさんいらっしゃると思います。

 

 ただ、残念ながらぎっくり腰のようなきつい痛みにかかった方はおわかりだと思いますが、腰痛は何度も繰り返し起こります。治療したら楽にはなるのですが、しばらくするとまた痛み出したり、慢性化すると常に腰痛の恐怖を抱えて日常を過ごすことになります。

 

 なぜ、繰り返してしまうのか?

 

答えは2つ。

 

1つ目は本当の原因を治療していないから。

 

2つ目は日常生活における指導をしていないから。

 

たとえば、多い例でふくらはぎが原因で腰の筋肉に影響が出て腰痛になっているとします。

 

この場合、腰を治療しても痛みが取れるのですがどうしてもすぐに痛くなってしまいます。

 

このことを当院では「もどり」と呼んでいます。

 

でも、ふくらはぎを治療すると腰の痛みを生み出す元がなくなるので「もどり」を防ぐことが出来ます。

 

ただ、たいていの場合では日常生活の繰り返すストレスが原因でふくらはぎに腰痛の原因が発生しています。ですから、日常生活の何が原因でふくらはぎにストレスがかかっているかを見つけ出し、それを予防しなければなりません。セルフケアですね。

 

このように当院での治療は、的確な治療と患者様のセルフケアの両立で成り立っています。

 

いくら治療しても、患者様が日々のケアをサボっていては症状は繰り返されてしまいます。

 

いかがだったでしょうか?

 

次回からは、腰痛の原因となることが多い場所やセルフケアの方法もお伝えしていきます。

 

あなたの腰痛に少しでもお役に立てることを願っています。      院長